今回は簡単な実験をします!
用意するのはピンポン玉とペットボトル。全てのご家庭に常備されていると思います(断言)。
ペットボトルを半分に切ります。
キャップのついてる方のペットボトルに水をためて、ピンポン玉を落としてみましょう。
はい、浮かびますね。
ではここで問題です!
この下のキャップを開け、水を流します。そしてペットボトル内の水がなくならないように、水を上から追加し続けると、ピンポン玉はどの位置に移動しますか??
①浮かび続ける
②水中の真ん中あたり
③1番下に沈む
根拠とともに考えてみてください!
では確かめてみましょう!
答えは・・・
③一番下に沈む
です!
地球上にあるどんな物体も、バランスを保っています。
例えば物を机に置いたら、その重力を支えるだけの力を机が負担しています。
それは水面でも変わりません。ペットボトルのキャップが、ピンポン玉を持ち上げていた(支えていた)のです。ピンポン玉はただプカプカ浮いているわけではありません。もちろんその重さ(約2.5g)を支えている何者かが存在します。今回は、その支えがキャップだったのです!
しかしキャップを取ってしまうと、支えるものが無くなります。当然支えのない状態では、ピンポン玉も下に沈むという話です。
ちなみに再びキャップをすると
ピンポン玉は一瞬で浮かびます!支えを取り戻したためです。
実験せずにイメージだけで考えると、
「ピンポン玉が浮かび続けるんじゃないか?」
とも思えてしまいます笑。
でも、「どんな物体にも重力と、それを支えるモノがある。」と知っていれば納得して③と言うことができます。
これが理科(物理)の面白い所です。
実際に目で見て確かめた情報の刺激を大事にしてみましょう!
自分が直接確かめた情報を1次情報と言います。
最近はスマホで検索すれば簡単にいろんな情報を知ることができますね。逆に、誰でも簡単に情報を発信することもできますね。
ということは、偽の情報や曖昧な情報もたくさん混ざっているということです!
だからこそ、こうして気になったことは自分で検証してみるという研究者の姿勢も忘れないでください!
それでは。