あさぬま塾開校より2ヶ月が経ちました。
生徒数は相変わらず少ないままですが、その分生徒に向き合った指導ができるので良しとしましょう(笑)
新中学1年生となった生徒さんは、数学・英語を継続して学習しております。
特に算数が苦手とのことで入塾しましたが、いざ実力を確認してみると九九は8割以上覚えているし、2桁を超えるかけ算の計算速度も速いので安心しました。
現在の課題は、分数の計算です。通分と約分を混同する傾向がありました。さらに、中学からはマイナスや文字も絡んだ計算も学習していきます。簡単な分数問題から練習し、だんだんとルールに慣れていくよう練習中です。計算の難しさにあまり影響はないと判断し、分数のかけ算・わり算に関してはマイナスの符号も混ぜて予習範囲も含めてみました。
最初はすぐに集中力が切れていた小テストも、今は授業開始と同時に素早く取り組むようになり、成長を感じております。実は、この変化にはちょっとした工夫が関わっています。
それは、小テストの問題数を減らしたのです。
非常に単純ですが、集中力を切らしやすい方には効果的です。解いている様子をよく見ると、最初に問題用紙全体を見て、「うわー」と怯むような様子をしておりました。また、一つの問題を解き切っていないまま、次の問題へと意識がそれてしまうことも多々ありました。
そこで、問題をプリントではなくホワイトボードに大きく書く形式に変更しました。今は順調に取り組めています。
集中力が低いことは、テスト時においては不利です。しかし、大人になっても学び続ける上では非常に役立つかもしれません。
例えば、生徒さんは雑談が大好きです。ウクライナとロシアの話、偏差値の話、プログラミングの話etc.
あさぬま塾では講師が私一人なので、カリキュラムをマニュアル通りに進めず柔軟に調整できます。回り回って役立つ知識であれば、自習時間中にとことん深掘り・解説します。最近は地政学の話で盛り上がりました(笑)
これからも知的好奇心を大切にしながら、基礎勉強を進めていきます。
